ご挨拶
 日頃皆様には当協会に対し、深いご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 私どもが主な業務の対象としている消火器や自動火災報知設備に代表される消防用機械器具等は、万一火災事故が発生するなど非常の場合に、十分な性能を発揮できるものでなければなりません。いつ発生するかわからない不測の事態に備えるため、当然不良品や故障などということは一切許されません。

 日本消防検定協会は、消防用機械器具等の試験及び検査を公正に行う機関として、消防法に基づき昭和38年に設立され、以来、消防用機械器具等の品質、性能を保証するため、検定、受託評価等を行っております。また、近年の著しい技術革新に対応した消防用機械器具等に関する調査研究を行い、総務大臣への技術的事項の意見具申を行うほか、国際規格策定への協力や諸外国の技術情報の収集、更には、国外研修生受け入れなど国際的視野に立った活動についても積極的に取り組んでおります。当協会の幅広い活動は「検定協会だより」、「検定時報」等機関誌やホームページを通じて紹介させていただいております。

 当協会は、人々の生活や環境が日々変化を遂げていく中においても、常に時代の流れに則し国民生活の一層の「安心」と「安全」を守るため今後とも多岐にわたる業務を展開してまいります。ここに当協会の概要を紹介申し上げ、皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
理事長 市橋 保彦
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